☆メリット
☆デメリット
〈当院のインプラント治療の例〉
主訴:40歳の女性の方です。右上5番が歯根破折により保存不可能なため、インプラントをご希望されて来院されました。
治療内容:CT上でインプラントを埋め込む骨が足りなかったため、右上5番抜歯時に骨を増やす処置(赤丸部分)を行い、インプラント治療へ移りました。
治療期間と通院回数:10ヶ月、6回
治療費用:公的医療保険が適用されない自由診療495,000円(税込)
治療結果:抜歯時に骨を増やす処置を行ったことにより、最小限の介入で適切な位置にインプラントを埋入することができ、良好な結果を得られました。
一般的なリスクと副作用:外科処置になりますので、術後に感染リスクや腫れや痛みなどの症状が出る可能性があり、術後1ヶ月は創部を安静にしていただく必要があります。インプラント治療や骨造成の成功率は100%ではございません。特に喫煙者の場合は成功率が低いと報告があります。骨を増やす処置を行っても、意図した骨の量に出来ず、追加で骨を増やす処置が必要になる場合があります。すべての症例において、骨を増やす処置だけでインプラント治療ができる訳ではありません。インプラントはむし歯にはなりませんが、セルフケアや定期検診など適切な管理を怠ると歯周病になり、脱落するリスクがあります。
☆メリット
☆デメリット
〈当院の自家歯牙移植の例〉
主訴:30歳の女性の方です。右上6番が大きくむし歯になって保存不可能なため、インプラントをご希望されて来院されました。
治療内容:インプラント治療も可能でしたが、右上に親知らずが残っていたため、しっかりとご説明して患者様がご納得の上、右上6抜歯と同時に親知らずの移植を行いました。
治療期間と通院回数:4ヶ月、6回
治療費用:公的医療保険が適用されない自由診療99,000円(税込)と保険内診療
治療結果:親知らずの移植は保険内診療で行い、セラミックスの被せ物を入れて治療することで、インプラント治療と比較して費用を抑えて治療することができました(移植の難易度が高い場合は自由診療となる可能性もございます)。移植から5年が経過していますが、歯の違和感もなく、良好な経過を辿っています。
一般的なリスクと副作用:外科処置になりますので、術後に感染リスクや腫れや痛みなどの症状が出る可能性があり、術後1ヶ月は創部を安静にしていただく必要があります。移植治療の成功率は100%ではございません。また、移植して数年してから、移植した歯と骨がくっついてくるアンキローシスを起こすことや、移植した歯が徐々に吸収してなくなってくることなど長期的な経過が不安定ですので、定期検診でしっかり経過を見ていくことが大切です。
☆メリット
☆デメリット
☆メリット
☆デメリット